浮気や不倫の証拠はすべて掴んでいる。
だけど、そのあとどうすればいいかわからない。
パートナーに直接、怒りに任せて感情をぶつけるのはもったいないです。
ここまで必死になって証拠集めに奮闘したことと思います。
冷静に対処出来るように準備をしていきましょう。
簡単にポイントをまとめてみましょう。
- 弁護士に無料相談・依頼して状況の説明をする
- 浮気相手への慰謝料の条件や請求金額を決めて内容証明(慰謝料請求書)を作製する
- 内容証明(慰謝料請求書)を送付
- 示談書の署名へ。相手が応じない場合は調停or裁判へ
ザックリとした流れは上記のような流れとなります。
Contents
まずは弁護士に無料相談などで状況の説明をする。
まずは自分の掴んでいる証拠や情報を慰謝料請求するために有効なものなのか?
を判断するためにも弁護士に相談してみましょう。
慰謝料請求の無料相談を受けている弁護士は多いので、そのようなところに相談に乗ってもらうのがベストでしょう。
証拠や確実な証拠を掴んでから相談するのが基本なので、証拠となる写真や動画、不貞行為の証拠となるものを用意出来てから相談するのがベストです。
どのようなものにしたいのかを相談していきます。
- 離婚をする方向で浮気相手とパートナーに慰謝料を請求するのか?
- 離婚はしないけど浮気相手には慰謝料請求をするのか?
- 離婚も慰謝料もしないけどパートナーには2度としないと誓わせ、浮気相手にも接見禁止にしてもらう
などだいたいの方向性は決まると思いますので決めていくことになります。
基本的に弁護士がリードしてくれると思うので、この辺は心配することはありません。
浮気相手に慰謝料を請求する旨の内容証明を送る
次のステップでは慰謝料請求をするという前提で説明していきます。
慰謝料を請求するにはどこに住んでいる、誰なのかがわからなければいけません。
- 相手の住所
- 相手の氏名
上記2つは慰謝料請求する最低条件になります。
もし、顔は知っていても名前や住所がわからない場合は慰謝料請求する段階ではないので、しっかり顔と住所は割りましょう。
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内容証明(慰謝料請求書)の書き方のポイント
内容証明の書き方で大きく抑えるべきポイントは4つです。
内容証明(慰謝料請求書)に必ず記載する項目
- 浮気・不倫の証拠の提出
- 誓約事項(接近禁止の誓約など)
- 慰謝料の金額・支払い方法と期限
- 清算条項について
- あなたへの連絡先の記載(弁護士に相談した際に弁護士に代理人になってもらうことになった場合は弁護士の連絡先を記載)
※清算条項とは・・この件で追加の損害賠償請求はしませんよという項目。
請求金額以外はあとから請求したりしませんよという約束事をする書類です。
上記をしっかりと記載するのが基本となります。
内容証明(慰謝料請求書)を浮気相手(不倫相手)に送付し、確認をしてもらう
内容証明を相手に送付し、相手からの連絡を待ちます。
仮に相手からの連絡が一向にない場合は、相手の連絡先がわかっていれば直接連絡するのも手段の1つです。
内容証明でのやりとりは基本的にお互い顔を合わせず書類や相手からの電話連絡などで解決する方法です。
内容はこちら側の意見が全面に押し出された内容になってるので、お互い何度かやりとりをして内容や妥協点・金額・支払い期限などの擦り合わせが必要になることが多いので理解をしておくと良いでしょう。
内容証明(慰謝料請求書)に捺印してもらい示談成立!交渉が決裂の場合は裁判や調停へ
確実な証拠が揃っている場合、不倫・浮気はほとんどが相手が引かず裁判までズルズルなどはあまりなく、だいたいが示談で解決していきます。
(相手が複数回不貞行為を行なっている写真や動画などの確実な証拠)
しかし、稀に一歩も引かないような不倫相手がいるのも事実です。
そのような場合、労力も解決までの期間も大きく掛かってしまいます。
そこから先は確実に弁護士にお願いするのがベストになります。
できる限り示談での解決に努めて労力と時間を最小限に抑えるのが吉です。
そのため、内容証明で適切な慰謝料金額・期間・支払い方法を抜け目ない範囲に設定することが重要になります。